学習法を選択する
あなたが、これから何かの試験を目指して勉強するとします。
さて、どんな勉強法をとりますか?

独学?通信?通学?

もちろん、一概にどれがいいかは答えられません。
あなたが目指す試験、あなたの性格などにも大きく左右されるからです。

そこで、どういう場合にどの勉強方法が適切かを私の視点からですが、
考えてみました。
参考にして下さい。

すべてにおいていえるのは、インターネット環境は必須といってもいいでしょう。
特に独学の場合は。



家庭教師

これはかなり有効な方法です。
もっとも、優秀な講師を見つけることが出来たらの話ですが・・・
資格試験において、特に難関試験になればなるほどそれは難しくなります。
優秀な講師は予備校などで教えることになるからです。

よって、家庭教師を雇うのが有効なのは、
大学受験まで(中学、高校受験含む)と英会話などの接近戦が必要とされるものなどです。
結構お金もかかるのでかならず、優秀な講師、
または、自分(お子様)と気が合う講師をみつけることです。

中間マージンを通さずに契約すると先生に料金を払うだけ(直接契約)なので安上がりにもなります。
ただ、信頼性ではきちんとした会社を通すことも考えてもいいですが・・・高いです。

選ぶ際の注意点は、簡単に挙げると・・

・先生が気に入らなかったら無料で何度も交代できるのか。
・強制的に教材を売りつけられないか。
・契約期間(いつでも解約できるかなど)やキャンセル料の有無。

などです。
(機会があれば今度専用のページをつくります・・・)




独学

比較的簡単に短時間の勉強で取得可能な資格などは独学の方がいいです。

因みに、大学受験もこれにあたります。

なぜかというと、たくさんの良い参考書、問題集がすでに出版されていて、
予備校などのお世話になる必要はまったくないから。

地方の方で、予備校に通えなくて都会の人たちは予備校でどんなに凄い授業を受けてるんだろう、
って悩んでる人(私がそうだった)がいれば、全然心配無用です。
全く大したことはやってません!
絶対に独学でやった方がいいです。

不安な人は通信教育を頼めばいいでしょう、良いペース作りになります。
その場合は、大手の「Z会」か「進研ゼミ」がやはり妥当でしょう。

東大、京大を目指す方は前者を、それ以外なら進研ゼミがオススメです。
(私は両方やりましたが・・・)

他にも、資格試験で言えば、
簿記の2級以下、英検、などは独学でも十分合格可能です。


でも、分からないことがあるとかなり困ります。
ネットで調べられたり、聞ける人がいれば問題ないですが、
そうでない場合はスクールや通信講座の方がいいでしょう。
独学には越えられない壁があるということです。

また、どうしてもモチベーションの維持が出来ないという人は、
近くに予備校があって経済的余裕があるなら、予備校も選択の一つになるでしょう。




通信講座

まずは、主なメリットとデメリットを確認してみます。

<メリット>
・マイペースで学習計画が立てられる。
・経済的負担が通学よりはるかに少ない。
・いつでも、どこでも、誰でも利用可能。
・克己心を養う。
・自己管理能力が高まる。

(やり遂げた場合)

<デメリット>
・計画通りに学習が進まないことが多い。
・モチベーションを維持しにくい。

・ペースについていけないと放置状態に陥る。


個人的には一番オススメです。
上記にあげたメリットはそれほど有効だと思います。
特に、通学に比べて金銭面は相当節約できます。

難関資格、つまりブランド資格のような、
「司法試験」「公認会計士」などの難関資格を目指す場合は、通信教育では無理があります。

不可能ではないと思いますが(実際に通信講座で合格した人もいる)、かなり難しいです。
迷わず通学を選択するべきでしょう。

そうでない場合、
つまり中級以下の資格などは通信教育を上手く活用すれば、十分に合格可能だと思います。
また、趣味や副業を始めるのにうけてみようかなという資格などもこれにあたります。

「通信講座」だけで本当に大丈夫なのか?
という疑問を持つ人がたくさんいますが、
そういう心配をする人にかぎって途中でギブアップします。

それだけで大丈夫でなかったらその講座は全く役に立ちませんし、成り立っていません。
通信講座の選ぶ注意点を紹介します。

では、どうやってデメリットを克服するかです。
それでも、通信は駄目だと言う人は、経済的に可能なら通学にした方がいいでしょう。

▲通信教育で成功するコツ
私自信の体験から通信教育で成功するコツと、
通信教育の選ぶ際の注意点、オススメ講座を紹介しています。



予備校(専門学校)

まず、デメリットから考えてみます。

・とにかく高い。
・講義内容に無駄、ムラ、無理がある。
・通学時間がロス。

とくに後者二つは致命的になります。
独学だと二時間ですむことを二日かかることもあります。

こういうこともあって、難関資格以外は、(経済的余裕、時間的余裕がない場合))
通信教育をオススメするわけです。

でも、通学にはそれにまさるメリットがあるのです!

・周りが頑張っているのでモチベーションを維持できる。
・試験に関する情報が早く手に入る。
・自習室などの施設が使える。
・受験仲間が出来る。
・大抵はプロによる指導(通信講座でも可能)
・講義で効率的にインプット
・模試などで到達度をはかれる。

難関資格を目指すなら、迷わず通うべきでしょう。
具体的には、司法試験、公認会計士、税理士、弁理士、司法書士、不動産鑑定士、などなど。

目安として、論文試験がある難関資格は予備校を選ぶべきでしょう。
特にスピード合格を目指すなら予備校は不可欠です。
なぜなら、少しでも早く受かることが一番の節約になるからです。

では、予備校選びで注意することはなにか?
以下を参考にしてください。

▲予備校を選ぶ際の注意点