満点は狙うべからず
先に言っておきますが、
これは全ての試験に当てはまるわけではありません。

点数制の試験(TOEIC など)や、
センター試験など、より高得点が要求される試験。

については当てはまりません。

でも、ほとんどの資格試験には当てはまりますよね。

合格するには満点が必要ですか??

もちろん満点取るに越したことはないです!
このサイトの目的は効率を考え最短で合格をすることです。

時間がないんですよね!?

仮に合格点が60%としましょう。
満点とって合格した人と61%とって合格した人は同等に扱われますね。
履歴書に合格時の得点なんて書かないでしょ!?
(司法試験などでは裁判官、検事、弁護士になるには司法試験の点が関係するそうなので、
一概には言えないかもしれませんが)

満点を取るのに頑張った努力は無駄に近いものです。

それより短期間で合格点を取れる最低限の努力でいいでしょ!?
余裕があればさらに上を狙えばいいだけです。

我々は学生時代(小中高と)満点を取るために、
人より一点でも多く取るために勉強してきた人も多いです。
それ自体は全く悪いことではありません。

でもその完璧主義が常に良い方向に働くわけではないんです。

高得点を取るために勉強するという姿勢は忘れてほしくはありません。
しかし、日本人の悪い癖とも言われています。

TOEICの勉強でも英語を実用的に使いたいと思って試験を受ける人なんて
非常にわずかです。
(もっともTOEICで実用英語力が正確に測れないのは一度受ければ明確ですが)
ほとんどの日本人は良い点を取るために勉強します。
だから高得点を取っても英語が使えないという状況が起きてきます。
そういう人の話はきいたことありませんか?
あなたの周りにもいるかもしれませんね。

資格試験も似たようなことが言えます。
出る可能性が少ない問題まで完璧に解ける必要はないんです。
みんなが出来る問題、頻出問題、標準問題をマスターするのが先決です。

学生時代の完璧主義に縛られているとこういうことが分かっていても、
無意識のうちに合格点を取ればいいという目的を忘れてしますことがあります。

だから、始めに情報を集めて、
過去問と共に合格最低点から目標点を設定する必要があるんです!
どんな試験にも共通することです。

そうすることによって、
意識的に勉強し問題を選ぶことも出来るようになります。

合格最低点などは毎回変わる試験もありますが、
探すのにそれほど手間はかからないはずです。
いまはインターネットという情報獲得手段もありますからね。

もう一度言います。

満点を狙うより、合格圏を狙うべきです

満点を狙うことで、
多くの無駄な時間が発生すことは十分にありえます。

また勉強時間が必然的に長くなってしまうので、
途中で嫌になったりしてギブアップという最悪の事態も考えられます。
(実際にたくさんいるはずです)

いいですか!

満点にこだわるのはやめるんです!!

ある意味、いかに手を抜くかが合格の鍵を握るといってもいいでしょう。


でも完璧主義の人は是非その心も端っこに残しておいてください。
完璧な人間は存在しませんが、だからといって完璧を目指そうとしない人間より
完璧を目指そうとする人間の方が
私は好きです、そのほうが魅力的だと思いますしね。