模試を受けよう!

どんな試験であれ、勉強の途中経過を見て検証しなければならないのは、当然のことですね。

模試とは、全国規模でやる「公開模試」のようなもの、
主に、大手予備校などが主催してることが多いです。
(もちろん、お金かかりますよ・・)

難関資格や、大学受験などでは、多くやっているんですが、
少し難易度が下がるような資格になると、あまり大規模にやってません・・。

そういう時は、予備校に問い合わせてみるか、パンフレットなどを見ると、
試験直前などに「答案練習」のように、模試形式でやっていることもあるので、情報収集をして下さい。

地方で、予備校がない!という方には、また後で別の対策を説明しますが、
通信講座を受けているならば、学習到達度を計るのに模試があるものもあります。

どんな形であれ、普段自分が勉強している成果を試せる場を途中で作ることは、
とてもとても役に立ちます!

できれば、より本番に近い形で受けたいものです。

そこから得られるものは、まず緊張感が違います!
緊張感がある状態で、時間との戦い・・・・

そして、分からない問題(つまり知らない問題)に出会ったときの「ごまかし方」を実戦で身に着けます!

これは、一人では、なかなかできませんよね。

記述問題の場合、白紙で提出することは絶対にしてはいけないことです。
(マーク問題の場合は、さすがに白紙で提出しないでしょ?)

そこで、問題から得られる情報と、今自分のもっている情報だけで、
その分からない問題を解きます!

まぁ、当然解けません・・・
ただ、一点くらいは稼げるかもしれません!!
諦めてはいけません!ごまかすんです!!

私はこの問題分かってるよ〜って思いながら・・・・

それでも、相当厳しいはずです。
ほとんどの場合は、点なんて稼げないはずです!

重要なのは、論述問題(論述試験も含む)のときです!

模試は、失敗が許される実戦です!
ここで、ごまかし方を学んでください!


当たり前ですが、分からない問題は、後回しですよ・・・

そして、分からない問題が模試にでたら、何故解けなかったのかを検証して下さいよ!!



模試の有用性、まだまだありますよ〜!!

というか、これがメインです。

模試を一つの目標として設定することで、
相当勉強がはかどります!!!

だって、誰だって(どんな模試であれ)模試があればいい点取りたいですよね?


落ちる人、成績が伸びない人のパターンの一つとして、
模試を受けない というのがあげられます。


その理由は、「まだ実力がついてないから・・・」



究極のアホです(笑)。



不合格一直線です!


そんな人は、永遠に実力などつきません・・・
実力とは、試験に受かる実力? あるんなら模試受ける必要ないんですけど・・(笑)。


だから、模試があることが判明したら、その時点で申し込みして下さい!

試験も同じですよ〜!

そして、勉強をせざるを得ない状況になります。
(ならないようでは、話になりませんが・・)

試験直前と同じように、模試前も相当勉強がはかどるはずです。
この効果を利用します!


もちろん、模試は、良質の予想問題でもあり、試験慣れの場でもあり、
自分の学習到達度を計る場でもありますが、勉強をはかどらせる方法でもあります。


自分の学習到達度を計る場、というのは、自分でも作ることができます。
地方の方で、模試が受けられないという方は、通信制のものを利用します。

それもダメなら、予想問題集で模試形式(なるべく分野別に分かれたりしてないもの)になって掲載されてあるものを使います。
または、やっていない年の過去問でもいいでしょう。

それを、あらかじめ何月何日の何時からやると決めておきます。
それに向けて勉強します。

そして、その日に「一人模試」です。
私は、友達とどの問題をやるか決めておいて、集まってやったり、各自でやったりして競い合ってました。
そういうのも効果があると思います。

注意する点は、必ず本番を想定してやること、開始時間、終了時間から試験注意事項に忠実に再現します。
休憩時間も、同じに用に設定します。

そうすることで、少しは似た環境を作れます。

なにより、学習到達度の確認、自分の知識の整理、には非常に効果があります。

一人ならともかく、多数の人と競い合えば人よりいい点を取りたいのは、当然です。
試験前には、やはり勉強がはかどります。

そして、試験本番前と同じように、多くの人は今までの総復習もするはずです。
(というか、して下さいね・・・)

そこで、知識の整理もできますね。

「追い込まれないとなかなかやらないタイプ」の人は、絶対に模試を活用して下さい。


それと、公開模試などは、できるだけ一人で受けに行く方がいいです。
このときも、より本番に近い形を再現して、緊張感、試験慣れをしておきます。

予備校通ってる人は、自分の通ってる以外の予備校の模試も必ず受けたほうがいいです。
その方が、客観的な評価も分かります。


ただし、模試は普通土日に行われます。
普段、仕事や学校に時間を追われている人は貴重な休みの日ですから、
学習の進み具合によっては、直前期に毎週模試を受験ということは避けないといけません。

言い換えれば、その時期に毎週模試を受験するくらいの準備が出来ているのが理想です。
それでも模試の問題の質などもありますので、受ける模試も調査しておきましょう。

受ける必要がないと判断すれば無理に受ける必要はありませんからね。


次に、「模試の復習」です。
前述したように、模試は良質の予想問題でもあります。
有効活用しない手は、ありません!


ここで、重要なこと!

必ずその日のうちに復習をすること!!!!

できれば、「模試ノート」を作るといいと思います。

以下に私の「模試ノート」の作り方を紹介します。

これは、あなただけのあなた専用の問題集になります。
何度も何度も復習して下さい!

その日のうちに、解答解説はもらえるはずなので、
自分が間違ったところは分かると思います。

その問題をコピーして切って、ノートに貼ります。
そして、答えもコピーして貼ります。

なに??
コピーがめんどくさい??

なら、帰りにコピーして帰って下さい!(笑)。

それもめんどくさい?

じゃ、買って下さい(爆)!

今では、一万円台で、プリンターと複合にになったコピー機がたくさん出ています。

私も、使っています。

アマゾンなら送料無料です。
以下に一つ紹介しておきます、自宅にあれば何かと便利ですよ!
LEXMARK X2250

問題とコピーの貼り方ですが、できるだけ(というか絶対)同じページか、見開きのページに貼って下さい。
見開きの場合は、左ページに問題、右ページに答え、のような感じです。
解答解説だけでは、不十分な場合、自分で書き足してください。

この時に、何故自分が解けなかったかを検証するとともに、必要事項を書き足して、
解答の重要部分に下線を引くなどして、ポイントを分かるようにしておきましょう。
ポイントとは、これを知ってれば、この問題を解けた というキーの部分です。

ここで陥りやすい罠は、ノートを綺麗に綺麗につくろうとする・・・

全然綺麗に作ろうとしなくていいです。
どうせ、見るのは自分だけです。雑に作って下さい!
ノートを作る時間は、最小限に抑えることを意識して下さいね。

重要なのは、作った後の勉強ですから・・・
ノートを作るのはただの作業です。
(ただ、模試ノートは、作業をしてでも作る価値があるものです)


模試を受けるたびにノートに切り貼りしていって下さい。
あなただけの弱点を集めて専用問題集ができます。
(当然そうなるんですが、時系列で作って下さいね)


あとは、それを何度も見直して、徹底的に復習します。
(↑これが一番重要!!!)

作って満足しないように・・・

予備校によっては、模試の解説講義のようなものもありますが、
「模試ノート」を作れば特に必要ないと思います。

(ただし、論述試験の場合は、必ず受けた方がいいようです)




模試を受けることで、今の自分に欠けているもの、
試験合格に必要なものがわかってきます。

それは、問題を解く知識であったり、解答時間であったり、
と人それぞれ違いますが、そこから、新たな対策をすることができます。


模試の結果が返ってきたら、それをきちんと受け止めて精進して下さい。
自分の実力を過信して、こんなはずじゃないのに〜ってあまり思わないように!
模試でできなければ、実力がないということです。
問題のせいにしたりしないように・・・
(そういう風に楽観的に見るという手もありますが、ココでは除きます)


いい成績だった人も謙虚に精進して下さい。
今までの勉強法が間違ってなかったということでもあります。


まとめますね!

・模試はできるだけたくさん受ける!
・模試があれば、すぐ申し込む!
・模試に向けて勉強する!
・受けた後は、その日に復習!
・模試のノートの作成には時間をかけない!
・できなかった問題は、徹底的に復習する!

これくらいでしょうか。


では、模試を有効活用してがんばってください〜!!