いますぐ過去問を買って下さい

このサイトではあらゆる方法を紹介していますが(紹介して行きますが)、
これだけは声を大にして言えます!

じゃ、他はいえないのかと突っ込まれると困ります・・・(汗)。
あなたが取捨選択してくれればいいのですが。

でもこれだけは絶対に主張したいとこです。


あなたがいま目指している試験の過去問をいますぐ買うべきです。

大学受験なら第一志望から第三志望くらいまでを。
TOEICなどは過去問が入手不可能なので、
代わりにオフィシャルガイドブックになります。


過去問なんて買うの当たり前だろ!
って言う人はたくさんいるでしょう。

私が言いたいのは、勉強を始める前に過去問を見るということ。

それだけでなく、過去問を中心に勉強するということ。

これは私自身、大学受験のときにきづいたことですが、
漠然と勉強して漠然としか志望校を考えていなかったら、
勉強効率はすっっっごい下がります。

理由はいろいろ考えられると思います。
だからあえてここでは述べません。

無責任??

では一個だけ・・・

範囲を絞った勉強が出来ないということ。
つまり、志望校にでない問題まで時間をかけてマスターしようとしてしまいます。

もちろん、全教科、全分野マスターできれば言うことなしです!
最高です!

でも受験生には時間がないんです。
大学別に問題といのは傾向が違います。
毎年出る頻出問題から全くでない問題まで・・・
でも他の大学ではその逆だったり・・・

こういうことは知ってないと大損です!


資格試験についても同じことが言えます。

だから、どんな試験であろうと勉強を始める初日に過去問を手に入れなければなりません。

詳しい過去問の使い方は、

▲過去問の利用法

で紹介するので省きますが、
過去問は受験直前の力試しに使うものではありません!

これからの学習の位置づけ。
(どれが頻出問題でマスターする必要があるのか など)
過去問から現在と本試験でのギャップの把握。
目標点の設定。

に使うものです。

「敵を知り、己を知らば百戦危うからず」です。
(BY 孫子)

そして、過去問は最高の予想問題集とも言えます。

同じ問題は二度と出ないといって、
過去問を全く進めない教師や、
全くやろうとしない人もいますが、
愚かです!

もう、5倍速ぐらいで追い抜いていっちゃってください!(笑)
(でも頭良い人はどんなことしても出来る人ですから・・・)

センター試験が良い例です。
全く同じ問題は出ずとも、
類題や同じ知識で解ける問題がほとんどです。

資格試験だって、最低でも一年に一回は試験あるんですから、
出す方も苦しいんですよ。

問題作成者が変わっても、過去にその試験に出題された問題を参考にして、
同等の能力を問うような問題を出してくるはずです。

だから、あらゆる試験において同じような問題を繰り返して出してきます。

こういうことがあるから、
範囲を絞って頻出分野を中心に勉強する必要があるんです!


これを言うと絶対何人かに同じ質問を受けます。

「じゃ、出題傾向が変わったら意味ないじゃ〜ん」

しかも、これを理由に過去問に手をつけない人までいます。
(そこまで行くとあえて説得する気もなくなりますが・・)

でも、そういう人に限って頻出分野すら習得できていないのが現実です。

「出題傾向が変わったら?」という質問は無視するべきです。

試験でより高い点をとる可能性(確率)を考えたら当然のことです。
過去に繰り返し出題された問題からマスターするのは大原則です。

因みに資格試験では過去と同じ問題が出題されることをプール問題といい、
珍しいことではありません。
大学受験ではそれほどないですが・・・

過去問の重要性と過去問が最高の問題集であるということが、
分かってもらえたでしょうか。

過去問買って、机の端や本棚に置いてあるだけで見たらやる気が出ますよ。



もっと詳しくは ▲過去問の利用法で・・・

最後に、
「パレートの法則」というのはご存知ですか?
別名「2対8の法則」とも言われます。

私は高校のとき初めて知りましたが、非常に有名な法則です。

世の中のあらゆるものは偏在しているという法則で、
「幸福の8割は2割の人によって享受されている」
というものです。

受験に当てはめると、
「すべての出題のうち8割は、特定の2割の部分から出題される」
ということです。

これはあらゆる物事にあてはまることです。
全部が全部うまくあてはまるわけではないんですけどね。